@双極性障害

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古い呼び名では躁うつ病、あるいは他の名称として双極性感情障害とも言う。双極性障害(躁うつ病)は、躁(ハイ状態)とうつ(ロー状態)を繰り返す病気です。

俗に言う、「気分が変わりやすい」「気まぐれ」程度のものとは全く違います。
普通の人の感情の揺れが-1~+1くらいだとしたら、躁うつ病の感情の揺れの幅は、タイプや人にもよりますが、その数十倍以上にも換算されるでしょう。

  簡単に言えば、躁の時にガソリンを使い果たし、どうにもならなくなって止まってしまう(うつ状態になる)・・・という感じでしょうか。
躁の時は、自分では調子がいいと思うため、自分ではコントロールできず、病気だという認識(病識)もないので、治療や入院も拒否しがちです。
さらにうつになると、躁の時のことを思い出して自己嫌悪に陥ったり、人により貧困妄想などが出て将来を悲観し、ひどい時は自殺を図ったりします。

周りから見れば、「意志が弱い」「怠け者」のように見えますが、それは全く違い、本人の責任ではありません。
なぜなら、ストレスなどが主な原因ではなく(きっかけにはなりますが)、脳内の神経伝達の異常によって引き起こされる病気だからです。ですから、薬物治療が主になります。

躁とうつを繰り返すといっても、境目がはっきりしてる人とそうでない人がいますし、症状や周期も人によっていろいろです。
躁とうつの期間もさまざまですが、一般に躁の方が短いようです。

原因は、何らかの遺伝的要素が関与していると言われていますが、同病の親を持った子供の発病の確率は2~10%くらい(つまり9割以上は発病しない)で、いわゆる遺伝病ではありません。
「遺伝する体質」がこれくらいということです。糖尿病などと同じです。
それに加え、ストレスなどの環境要因が加わって発症するのではと考えられています。

@概要

古い呼び名では躁うつ病、あるいは他の名称として双極性感情障害とも言う。双極性障害(躁うつ病)は、躁(ハイ状態)とうつ(ロー状態)を繰り返す病気です。

俗に言う、「気分が変わりやすい」「気まぐれ」程度のものとは全く違います。
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