私の職場の経験です。
会社の同僚と上司との修羅場です。投下します。
私A子33歳
同僚C子26歳
上司B男38歳
私はC子と会社の中で一番仲のいい友達のような関係でした。C子は、美人で大人っぽい外見だけど性格が天然キャラでかわいい人です。女の子らしい性格で、ガサツでうるさい私とは正反対だったからか、逆にすごく相性がよかったです。
昨年の10月くらいに、C子から相談を受けました。上司のB男がセクハラっぽいことをしてくると。始めは信じられませんでした。だってB男はすごく紳士的で愛想も良くて、愛妻家だし自分の子供の話ばかりするようなマイホームパパというイメージしかなかったからです。
具体的にどんなことをされたのか聞くと、給湯室で二人きりになると、よろけたふりをして胸を触ってきて
「C子ちゃんはCカップくらいかなぁ?」とか、
「C子ちゃんのほっぺは柔らかそうだなぁ。プニプニしておいしそうだ。」とか言ってくるらしいのです。
私には全く想像ができなくて、「C子の勘違いじゃない?冗談で言ってんじゃん?」と軽く見ていました。そして、まぁあんまり二人きりにならないように私も協力するねと言いました。
今考えれば甘かったなぁと思います。
ある日B男が、
「よし、C子ちゃん、今日は勉強のために一緒に外回りに行くか。」と言い出しました。もちろん他の社員も聞いていましたが、愛想のいい面倒見のいいイメージのB男だったので、「そうだな、B男に連れてってもらって勉強してこい」と言うだけでした。
外回りから帰ってきた後にC子は真っ青な顔で私に言いました。
車の中で突然抱きつかれて「C子の匂いが好きなんだ。」とささやかれて、突き飛ばしたら頬をぶたれて「おまえが抵抗しようと誰にちくろうとどうにもならないんだよ。言うこと聞いておけよ。」
とニヤニヤしながら言われたそうです。
又聞きするとただの変質者だし、私もB男がそんなことするとは信じられませんでしたが、C子の頬が少し赤いのに気づき事実と思えました。
おとなしいC子からは他の上司に相談できなくて、C子も了承の上私が部長に直談判しました。
私「B男さんがC子ちゃんにセクハラをしているようです。厳重に注意してください。外回りも二人きりは危険です。」
部長「アッハハハ!君ら若いねぇ!じゃあ俺もセクハラになっちゃうだろー。お、Aちゃん今日もきれいだねっ♪なんてさ。」
私「違うんです!抱きしめられたり胸さわられたりしたんです!」
部長「B男はそんなことするはずがないだろー」
そう言って、部長は社員がみんないる前で、
「おーい!B男B男!若い女の子からかうのもほどほどにしとけよー!お嬢さんたちがお怒りだぞ」と笑いながら叫びました。
するとB男は「あららら、うちの女の子はみんなかわいいからなぁ。オヤジは若い子見るとついついねぇ。あははは」と笑いながらおどけていました。
周りはというと、みんな笑いながら冗談のように聞いています。
社員「奥さんに怒られますよ~」
B男「勘弁してよ~」
そのあとで、B男は私に「君がC子になにを聞いたか知らないけど、君らがなに言ったって無駄だ。俺が築いてきた会社での信頼はそうそう覆らないからな。」と言いました。
たしかに、証拠がなければどうにもなりません。
そこで私とC子がある作戦を立てて決行。まぁうまくはいかないんだろうなと、だめもとで実行してみました。
ダメなら違う手を考えよう、絶対思い知らせてやると私とC子ははりきっていました。
作戦決行。
まず、私が給湯室に録音機を隠しておき、録音状態にしておきます。その直後、C子が給湯室へ行きB男を待ちます。
これでB男がこなけりゃ意味ないし、きてもB男が何もしなければ証拠にもなりません。
なので、おそらく失敗と思って始めたのが見事成功したのです。
B男「お、またC子ちゃんと二人きりかぁ。うれしいねぇ。」
C子「わざとじゃないんですか!」
B男「わざとに決まってんじゃん。今日も柔らかい胸してんな。」
C子「やめてください!部長に言いますよ!」
B男「むだむだ。みんな俺のこと超愛妻家と思ってるし。ここでお前襲ったって誰もしんじねぇよ!
あははは!あのハゲ部長もアホだからなぁ。」
いやいや、B男、グッジョブでした。部長の悪口のオマケまでついちゃうなんて、完璧。
ばれずに回収して、明日の会議で使うイベントの音源デモテープとすり替えました。
次の日、社員全員出席の会議です。ある社員がデモテープの準備をし始めました。
私とC子は平静を装うのに必死でした。
「え~、それでは来月のイベントで流す音源です。流し終わった後に、ご意見等受け付けます。」
そして…会議室に昨日の給湯室でのやりとりが流れ出しました。
始めは、あれ?間違って違うテープいれたかな?とあわてる社員でしたが、徐々にみんなの顔色が変わってきました。
チラチラB男へ視線が注がれます。テープが終わり、会議室は静まり返りました。
部長だけは真っ赤な顔をして黙っています。
そこで私が、
「意見受け付けてもらえるんですよね?みなさん、何も意見ないんですか?
あ、B男さん、今のデモどうでしたか?大先輩としてぜひ意見を聞かせてください」
と言いました。
B男はひきつりながら「な、なんだこれは!くだらない!早く本物聞かせろよ!
悪質ないたずらだな!なんだか俺の声に似てんじゃねーか。あはは、名誉毀損だな!」
あきらかにうわずった声に、みんな事実を確信したようでした。
B男「いやぁまいっちゃうなぁ!俺も嫁さん以外の女の胸さわってみてーなぁ!
あははは!ねぇ部長。」
そこで部長にふるアホでした。部長は見向きもせず、会議室を無言で出ていきました。
その後もB男はとぼけ続けましたが、誰も相手にせず、とうとう今月の頭に自主退職しました。
そして今日、B男の奥さんが会社にきて、菓子折りを持ってきました。
事情を知っているのかわからないけど、奥さんが不憫で仕方ありません。
以上です。つまらなかったかもしれないですが、長らく紫煙ありがとうございました。
会社の同僚と上司との修羅場です。投下します。
私A子33歳
同僚C子26歳
上司B男38歳
私はC子と会社の中で一番仲のいい友達のような関係でした。C子は、美人で大人っぽい外見だけど性格が天然キャラでかわいい人です。女の子らしい性格で、ガサツでうるさい私とは正反対だったからか、逆にすごく相性がよかったです。
昨年の10月くらいに、C子から相談を受けました。上司のB男がセクハラっぽいことをしてくると。始めは信じられませんでした。だってB男はすごく紳士的で愛想も良くて、愛妻家だし自分の子供の話ばかりするようなマイホームパパというイメージしかなかったからです。
具体的にどんなことをされたのか聞くと、給湯室で二人きりになると、よろけたふりをして胸を触ってきて
「C子ちゃんはCカップくらいかなぁ?」とか、
「C子ちゃんのほっぺは柔らかそうだなぁ。プニプニしておいしそうだ。」とか言ってくるらしいのです。
私には全く想像ができなくて、「C子の勘違いじゃない?冗談で言ってんじゃん?」と軽く見ていました。そして、まぁあんまり二人きりにならないように私も協力するねと言いました。
今考えれば甘かったなぁと思います。
ある日B男が、
「よし、C子ちゃん、今日は勉強のために一緒に外回りに行くか。」と言い出しました。もちろん他の社員も聞いていましたが、愛想のいい面倒見のいいイメージのB男だったので、「そうだな、B男に連れてってもらって勉強してこい」と言うだけでした。
外回りから帰ってきた後にC子は真っ青な顔で私に言いました。
車の中で突然抱きつかれて「C子の匂いが好きなんだ。」とささやかれて、突き飛ばしたら頬をぶたれて「おまえが抵抗しようと誰にちくろうとどうにもならないんだよ。言うこと聞いておけよ。」
とニヤニヤしながら言われたそうです。
又聞きするとただの変質者だし、私もB男がそんなことするとは信じられませんでしたが、C子の頬が少し赤いのに気づき事実と思えました。
おとなしいC子からは他の上司に相談できなくて、C子も了承の上私が部長に直談判しました。
私「B男さんがC子ちゃんにセクハラをしているようです。厳重に注意してください。外回りも二人きりは危険です。」
部長「アッハハハ!君ら若いねぇ!じゃあ俺もセクハラになっちゃうだろー。お、Aちゃん今日もきれいだねっ♪なんてさ。」
私「違うんです!抱きしめられたり胸さわられたりしたんです!」
部長「B男はそんなことするはずがないだろー」
そう言って、部長は社員がみんないる前で、
「おーい!B男B男!若い女の子からかうのもほどほどにしとけよー!お嬢さんたちがお怒りだぞ」と笑いながら叫びました。
するとB男は「あららら、うちの女の子はみんなかわいいからなぁ。オヤジは若い子見るとついついねぇ。あははは」と笑いながらおどけていました。
周りはというと、みんな笑いながら冗談のように聞いています。
社員「奥さんに怒られますよ~」
B男「勘弁してよ~」
そのあとで、B男は私に「君がC子になにを聞いたか知らないけど、君らがなに言ったって無駄だ。俺が築いてきた会社での信頼はそうそう覆らないからな。」と言いました。
たしかに、証拠がなければどうにもなりません。
そこで私とC子がある作戦を立てて決行。まぁうまくはいかないんだろうなと、だめもとで実行してみました。
ダメなら違う手を考えよう、絶対思い知らせてやると私とC子ははりきっていました。
作戦決行。
まず、私が給湯室に録音機を隠しておき、録音状態にしておきます。その直後、C子が給湯室へ行きB男を待ちます。
これでB男がこなけりゃ意味ないし、きてもB男が何もしなければ証拠にもなりません。
なので、おそらく失敗と思って始めたのが見事成功したのです。
B男「お、またC子ちゃんと二人きりかぁ。うれしいねぇ。」
C子「わざとじゃないんですか!」
B男「わざとに決まってんじゃん。今日も柔らかい胸してんな。」
C子「やめてください!部長に言いますよ!」
B男「むだむだ。みんな俺のこと超愛妻家と思ってるし。ここでお前襲ったって誰もしんじねぇよ!
あははは!あのハゲ部長もアホだからなぁ。」
いやいや、B男、グッジョブでした。部長の悪口のオマケまでついちゃうなんて、完璧。
ばれずに回収して、明日の会議で使うイベントの音源デモテープとすり替えました。
次の日、社員全員出席の会議です。ある社員がデモテープの準備をし始めました。
私とC子は平静を装うのに必死でした。
「え~、それでは来月のイベントで流す音源です。流し終わった後に、ご意見等受け付けます。」
そして…会議室に昨日の給湯室でのやりとりが流れ出しました。
始めは、あれ?間違って違うテープいれたかな?とあわてる社員でしたが、徐々にみんなの顔色が変わってきました。
チラチラB男へ視線が注がれます。テープが終わり、会議室は静まり返りました。
部長だけは真っ赤な顔をして黙っています。
そこで私が、
「意見受け付けてもらえるんですよね?みなさん、何も意見ないんですか?
あ、B男さん、今のデモどうでしたか?大先輩としてぜひ意見を聞かせてください」
と言いました。
B男はひきつりながら「な、なんだこれは!くだらない!早く本物聞かせろよ!
悪質ないたずらだな!なんだか俺の声に似てんじゃねーか。あはは、名誉毀損だな!」
あきらかにうわずった声に、みんな事実を確信したようでした。
B男「いやぁまいっちゃうなぁ!俺も嫁さん以外の女の胸さわってみてーなぁ!
あははは!ねぇ部長。」
そこで部長にふるアホでした。部長は見向きもせず、会議室を無言で出ていきました。
その後もB男はとぼけ続けましたが、誰も相手にせず、とうとう今月の頭に自主退職しました。
そして今日、B男の奥さんが会社にきて、菓子折りを持ってきました。
事情を知っているのかわからないけど、奥さんが不憫で仕方ありません。
以上です。つまらなかったかもしれないですが、長らく紫煙ありがとうございました。
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セクハラ上司の撃退方法
「やめてください!」「不愉快です!」
他人に聞こえるように大きな声で伝えれば、大抵はおさまるはずです。
外部に相談します。
キモいんだよ、このバカ! おまえ倫理研修に参加し直して来い!
法的手段
加害者に対し民事上の責任を追求
セクハラで受けた精神的・身体的・財産的損害(解雇による減収など)を請求できます。慰謝料はここに含まれます。
加害者に対し刑事上の責任を追求
加害者の行為が刑法などに定めのある犯罪に該当する場合は、刑事責任を警察等に追求してもらう事もできます。この責任を追及してもらいたい場合は、警察に被害届けを提出したり、告訴をする事により警察に動いてもらう事になります。
具体的には名誉毀損罪、侮辱罪、強制わいせつ罪、強姦罪、ストーカー行為等規制法違反などによる処罰がありえます。
しかし、実際に刑事上の責任までも問える場合というのは、あまり多くありません。
警察ではセクハラは扱いませんから、わいせつ行為があった場合は証拠収集する。
強制わいせつ罪で刑事事件となります。
社内の相談窓口を利用する
法律家に相談する
セクハラの立証
いざ、裁判上争うとなった場合には、証拠がモノを言います。又、裁判にはならなくとも、証拠があることによって有利な立場に立つ事が可能です。
・加害者の発言や行動を自分で書いたメモ(被害者本人の主張も具体的なものであれば、裁判所は「そんなに具体的なことを言えると言う事は被害があったに違いない」という認定をしてくれる場合があります)
・セクハラを受けた場所・時間を示す出張記録やレストラン等のレシート等
・録音・保存した電話・メール・郵便物など
・第三者に相談した場合はその第三者に書いてもらったメモももらっておく(第三者は会社からの報復をおそれて供述をひるがえすおそれがあります)
・第三者の証言を第三者に書いてもらったメモ
・精神的・肉体的に被害を受けた場合は、これについて医師に診断してもらったその医師の診断書
・被害を受けた時に衣服が破かれた場合等はその衣服等
・「~の行為はやめてほしい。やめない場合はしかるべき手段にでる」等の内容の内容証明郵便を出しておく
実力行使
セクハラ被害解決には、
・体力と精神力が必要とされる
・今の社会では(意識が高くないので)理解されにくい
・その後の環境や対策が未だ構築途中にある
こんな発言はセクハラ
「いい足してるね」
「女の営業はいいね。ちょっと色気使えばすぐ契約取れるんだから」
「寝不足のようだね。朝まで何してたんだい。イヒヒヒヒ・・・」
「まだ花粉症治らないのか。男性ホルモンが不足してるんじゃないか?それとも注入しすぎか?」
「やめてください!」「不愉快です!」
他人に聞こえるように大きな声で伝えれば、大抵はおさまるはずです。
外部に相談します。
キモいんだよ、このバカ! おまえ倫理研修に参加し直して来い!
法的手段
加害者に対し民事上の責任を追求
セクハラで受けた精神的・身体的・財産的損害(解雇による減収など)を請求できます。慰謝料はここに含まれます。
加害者に対し刑事上の責任を追求
加害者の行為が刑法などに定めのある犯罪に該当する場合は、刑事責任を警察等に追求してもらう事もできます。この責任を追及してもらいたい場合は、警察に被害届けを提出したり、告訴をする事により警察に動いてもらう事になります。
具体的には名誉毀損罪、侮辱罪、強制わいせつ罪、強姦罪、ストーカー行為等規制法違反などによる処罰がありえます。
しかし、実際に刑事上の責任までも問える場合というのは、あまり多くありません。
警察ではセクハラは扱いませんから、わいせつ行為があった場合は証拠収集する。
強制わいせつ罪で刑事事件となります。
社内の相談窓口を利用する
法律家に相談する
セクハラの立証
いざ、裁判上争うとなった場合には、証拠がモノを言います。又、裁判にはならなくとも、証拠があることによって有利な立場に立つ事が可能です。
・加害者の発言や行動を自分で書いたメモ(被害者本人の主張も具体的なものであれば、裁判所は「そんなに具体的なことを言えると言う事は被害があったに違いない」という認定をしてくれる場合があります)
・セクハラを受けた場所・時間を示す出張記録やレストラン等のレシート等
・録音・保存した電話・メール・郵便物など
・第三者に相談した場合はその第三者に書いてもらったメモももらっておく(第三者は会社からの報復をおそれて供述をひるがえすおそれがあります)
・第三者の証言を第三者に書いてもらったメモ
・精神的・肉体的に被害を受けた場合は、これについて医師に診断してもらったその医師の診断書
・被害を受けた時に衣服が破かれた場合等はその衣服等
・「~の行為はやめてほしい。やめない場合はしかるべき手段にでる」等の内容の内容証明郵便を出しておく
実力行使
セクハラ被害解決には、
・体力と精神力が必要とされる
・今の社会では(意識が高くないので)理解されにくい
・その後の環境や対策が未だ構築途中にある
こんな発言はセクハラ
「いい足してるね」
「女の営業はいいね。ちょっと色気使えばすぐ契約取れるんだから」
「寝不足のようだね。朝まで何してたんだい。イヒヒヒヒ・・・」
「まだ花粉症治らないのか。男性ホルモンが不足してるんじゃないか?それとも注入しすぎか?」